キンキンに冷えたビールアサヒのエクストラコールドが飲みごろ!

形船で食べる料理と言えば、天ぷらが定番です!最近ではもんじゃを提供する観光用の屋形船も増えていますよね。なぜ屋形船と言えば天ぷらやもんじゃなのでしょうか?その理由をご紹介したいと思います。
東京観光をする人にとって、「もんじゃ」と「屋形船」が一気に味わえるのはかなりお得ですよね!また、もんじゃだと少しリーズナブルに屋形船を利用できることもあって、人気が増しているようです。
もんじゃ屋形船の人気が増してきているとはいえ、やはり屋形船と言えば天ぷらが定番です!
昔は屋形船から網を投げて魚を獲り、その魚を料理して出すのが一般的でした。その調理法として、新鮮な魚を天ぷらにして提供していたというのが始まりです。
今ではその場で獲った魚を調理して提供することはなく、事前に準備した食材を使った料理を提供していますが、こういった伝統的背景があって今でも屋形船で天ぷらを提供しているのですね。
こうした伝統的背景から、屋形船といえば天ぷらが定番となっているのです。
風情を味わうならば、天ぷら料理のコースとともに屋形船を楽しむのがオススメですよ!
伝統的な天ぷら料理と、最近のトレンドであるもんじゃ。どちらも屋形船を楽しむための大事な要素となっていますよね!
やはりまずは天ぷらで伝統的な屋形船の風情を感じていただき、その後に一風変わったもんじゃスタイルの屋形船に挑戦するのがオススメです。
東京の観光名所を複数周りながら移動する屋形船。
そんな屋形船から見える人気観光スポットってどんなもの?というご質問にお答えして、6つの観光スポットをご紹介します!観光スポットの背景や基礎知識を知っていれば、見えてきた時に一緒に行く人に説明できるかも?
屋形船の定番と言えば、船からレインボーブリッジを眺めることです!海側から見るレインボーブリッジは、また一味違った迫力があります。
レインボーブリッジは都心部とお台場地区を結ぶ全長798メートルの吊り橋です。車やモノレールでレインボーブリッジを通ることはありますが、下をくぐる経験は船でないとできませんね!
夜はライトアップされ、より幻想的な雰囲気です。12月のクリスマスシーズンには虹色にライトアップされ、文字通りの「レインボーブリッジ」らしい姿になります。
東京の昔ながらのシンボルである東京タワー。
高さは約330メートルで、150メートルと250メートル地点にある展望フロアに登れば、都心の景色を一望することができます。また、東京タワーの下層階にあるフットタウンにはアミューズメント施設やフードコートなども入っています。
ちなみに東京タワーのライトアップは、実は夏と冬で違いがあるのを知っていましたか?
夏は白が基調のすっきりしたライトアップ、冬はオレンジ色のライトを基調とした暖かみのあるライトアップとなっています。その他イベント等で特別なライトアップがされることもあるので、注目です。屋形船からはレインボーブリッジ越しに東京タワーが見えることも多く、贅沢な東京の夜景が味わえます!
2012年に開業した、言わずと知れた東京の観光名所です。
高さ634メートルの電波塔で、350メートルと450メートル地点には展望フロアがあり、東京の街を一望することができます。商業施設の「ソラマチ」も併設しており、毎日多くの観光客が訪れます。
東京スカイツリーは土台部分が三角形になっている珍しい建築物です。
伝統的な日本の建築技法を使ってつくられているため、伝統と最先端を融合したシンボル的な建築物でもあります。
夜は真っ暗な空に浮かび上がる江戸紫や、隅田川をモチーフとしたブルーで美しくライトアップされます。イベント時の特別ライトアップも見どころです。
新大橋は隅田川にかかる橋です。既に架けられていた「両国橋」が「大橋」と呼ばれていたので、そのあとに架けられたために「新大橋」と名付けられました。
当時その付近には松尾芭蕉が住んでおり、新大橋の架橋を記念して一句を詠んでいます。
破損などにより何度も改修工事がなされた新大橋ですが、関東大震災の時には焼け落ちずに残ったため、避難経路として多くの人を救いました。そのことにより「人助け橋」と呼ばれることもあります。
隅田川にかかる勝鬨橋は、日本にある数少ない可動橋で、国の重要文化財にも指定されています。
可動橋とは一部もしくは全体を移動させられる橋のことで、勝鬨橋の場合は真ん中から上に向かって釣り上げるように開閉することが可能でした。しかし今は機械の送電を止めているため、可動することはありません。夜間はブルーとグリーンにライトアップされ、近代的な雰囲気となります。
東京スカイツリーのすぐ近くにあるアサヒビール本社ビル。
金色に光り輝くビルが特徴的ですが、このビルはなんと「泡のあふれるビールジョッキ」をイメージしています。
また、本社ビルの隣にある金色の雲のようなオブジェは、「聖火台の炎」をあらわしており、アサヒビールの燃える心を象徴しているものだそうです。
ビールをモチーフとしているビルを眺めながら、キンキンに冷えたビールをグイっと飲むのも良いですよね
屋形船から見ることができる観光スポットを6つ詳しくご紹介いたしました。
見たことがある観光スポットも、水上から見るとまた表情が違うものです。屋形船での東京観光をめいっぱい楽しんでくださいね!
屋形船を貸し切って宴会をやるのなら、ゲームや余興などの催し物を準備して盛り上げましょう!
貸し切り屋形船だからこそできる、宴会を100倍盛り上げるための催し物をご紹介します。
盛り上がること間違いなしの宴会の定番「ビンゴ大会」ですが、普通の居酒屋ではなかなかできないですよね。カラオケ設備が整っている屋形船の場合、ビンゴ機能もついているものがほとんどです。ビンゴ機能を利用すれば、簡単にビンゴ大会ができますよね!ビンゴはどんな人でも楽しめるゲームですから、参加者の年齢層が幅広い場合にも適応できます。ビンゴ大会をおこなう場合は、事前にビンゴ機能の有無の確認と、賞品の準備をしておきましょう!
カラオケ設備がある場合は、カラオケ採点機能を使ってランキング形式で競うのもオススメです。賞品をかけて順位を競えば、盛り上がること間違いなしですね!
しかし中には人前で歌うのが苦手という人もいます。そんなときは、誰が1位になるかを予想するゲームを同時開催しましょう。当たったら景品がもらえるようにすれば、歌うことが苦手な人も含めてみんなで楽しめますよね。いまや、ほとんどの貸し切り屋形船にカラオケ設備が搭載されています。いつものカラオケとは違い、水上の船の中で歌うという特別感!自分史上最高に気持ちよく歌いたいですね。
「せっかく屋形船に乗っているんだから、屋形船から見える素敵な景色を利用して催し物をしたい!」
そんな場合は、「観光名所クイズ」がオススメです。
屋形船はレインボーブリッジや東京タワー、東京スカイツリーなどが見える場所を周るコースが主流なので、こういった観光名所に関するクイズを作成し、全員参加型のクイズ大会をやってみるのはいかがでしょうか。
「東京スカイツリーの高さは何メートルですか?」というメジャーな問題も良いですが、「以前はお台場でアルバイトをしていた○○さん、働いていたのは何のお店でしょう?」という内輪ウケする問題も良いですよね!
DVDデッキを完備している屋形船では、スライドショーを流すことが可能な場合もあります。せっかくですから、その設備を使ったゲームも選択肢に入れてみてください。
オススメは「この人誰だ?クイズ」です。事前に参加者から幼少期の写真を貸してもらい、集めた写真をスライドショーにして、「この可愛い男の子は、誰でしょう!」と当ててもらうクイズです。
事前に写真を集めてスライドショーをつくるという手間は必要ですが、幼少期の写真を見せ合う機会なんてなかなか無いので、盛り上がること間違いなしですよ!
貸し切りだからこそ、大きな声を出して盛り上がるゲームもオススメです。
大人数でやるのなら、「たけのこニョッキ」がオススメ!
ルールは簡単で、「たけのこたけのこニョッキッキ!」という掛け声の後に、「1ニョッキ」「2ニョッキ」とそれぞれのタイミングで言っていくゲームです。
誰かとかぶってしまう、もしくは最後の1人になってしまった人が負けです。誰がいつ言うかはわからないので、空気の読みあいが重要になってくるスリリングなゲームです。
普通の居酒屋であれば、大人が無邪気に大声を出してゲームをやることに抵抗がある人もいるかもしれません。しかし貸し切りの屋形船ですから、内輪しかいませんし外の目が気になることもないので、恥ずかしいことはなにもありません。
童心にかえって、ハラハラドキドキを楽しみましょう!
貸し切り屋形船での宴会を100倍盛り上げるゲームについて5つご紹介してきました!屋形船はその非日常感や景色、美味しい料理だけでも十分楽しい ですが、やはり参加者が一体となって楽しめる催し物があるだけで盛り上がりが全然違いますよね!ぜひ屋形船での楽しいひと時をお過ごしください。
会社の宴会の幹事を任されると、「どこのお店にしよう……」「どんな宴会にしよう……」とかなり悩みますよね。そんなとき、悩める幹事さんにぜひオススメしたいのが、「屋形船で宴会をする」という選択肢です!そこで今回は、会社の宴会を屋形船で行うメリットを5つご紹介したいと思います!
送別会などの特別な宴会の場合、屋形船という非日常空間で実施することで特別感が増し、忘れられない記念になること間違いなしです!
屋形船ならではの高級感もありつつ、貸し切りで利用すればアットホームな雰囲気で宴会をすることができます。貸し切りであればある程度なら騒いでもOKですし、プレゼントの贈呈なども気兼ねなくできますよね!非日常感を演出できるのが屋形船の良いところですから、ぜひ特別な宴会で屋形船を利用してみてください。
居酒屋での宴会ばかりだと、マンネリ化してきますよね。「またいつもと同じ場所か~」なんて言う声も聞こえてきそうです。せっかく社員が集まる宴会ですから、「宴会楽しみだ!」とワクワクした気持ちで参加してほしいところですよね!
マンネリ化してきた時こそ、屋形船での宴会を検討してみましょう。水上での宴会という非日常体験で、いつも以上に盛り上がるはずです。いつも見ている東京の景色も、水上から眺めるとまた違った一面を見せてくれます。風情ある景色を眺めながら、船の中で和食のコース料理を食べる……。
日常には無い体験だらけで、参加者のテンションが上がること間違いなしです!
屋形船は、ある程度の人数がいれば貸し切りで利用することができます。貸し切りにできる最小人数は10名以上や15名以上など、屋形船によって変わりますので、事前に確認が必要です。
船を一隻、自分たちだけの貸し切りで利用できるなんて本当に贅沢ですよね!
「これからも会社という船で、一致団結して航海していこう!」なんていうキザなセリフも言いたくなるかもしれません。
カラオケやDVDデッキが完備されている屋形船もあるので、宴会中の催し物が可能です。
居酒屋だと参加者全員で何か催し物をするには限界がありますが、貸し切りで自分たちしかいない屋形船であれば、さまざまな催し物が考えられますよね!
カラオケ大会をしても良いですし、マイクを使えるので、ビンゴ大会も良いでしょう。
DVDデッキがあるのなら、会社のヒストリー的なスライドショーを流すこともできますよね。送別会なら、送り出す人に向けたビデオメッセージなんかも上映可能です。
宴会を盛り上げる催し物の幅が広がるのは、屋形船の大きなメリットです!
普通の居酒屋でやる会社の宴会は、特段珍しいことではないので話のネタにはなりにくいですよね。
しかし、屋形船で宴会をすれば、その珍しさから話のネタになること間違いなしです!SNSにアップすれば、「いいね」がたくさんもらえるかもしれませんね。
他にも、新しく社員を募集する時に、「和気あいあいとした会社です」なんてコメントを添えて屋形船での写真をアップするのもよいですよね。仲の良さや団結感が伝わることでしょう。
屋形船という特別感により、通常の宴会以上に参加者にも楽しんでもらえますし、参加者も「会社でこんな宴会をしたんだよ~!」と自慢げに人に話したくなると思います。
きっとこれから先も「あの屋形船での宴会、良かったよね」と語り継がれること間違いなしです!
屋形船で会社の宴会をすることのメリットを5つご紹介してきました。会社の宴会は、何よりも参加者が楽しんでくれることが一番ですよね!ここぞという宴会こそ、屋形船でおこなってみてはいかがでしょうか?
「屋形船に乗りたい!」と思って調べてみると、「乗り合い」と「貸し切り」という2つのパターンがあることに気付きますよね。
「どちらを利用すればいいんだろう?」と、予約前の段階で迷ってしまうと思います。
「乗り合い」と「貸し切り」の違いと、それぞれどのようなシチュエーションで利用すべきかをまとめて比較してみます!
「乗り合い」とは、1つの乗り物に複数の人やグループが一緒に乗ることを言います。
乗り合いの屋形船のメリットとデメリット、利用したいシチュエーションをご説明いたします。
乗り合いの屋形船の場合、少人数でも利用できるのがメリットです。屋形船は貸し切りが一般的ですが、団体ではない場合でも気軽に利用できるのが乗り合いの屋形船の良いところです。
また、同じ船に乗った他のグループとの交流が生まれることもあります。同じ船に乗って長い時間を一緒に過ごすと、なんとなくアットホームで親密な気分になれるものですよね。
一方でデメリットは、乗り合いの屋形船には「最少催行人数」というものがあることです。自分たちが予約したからといって、この最少催行人数を満たさなかった場合は出航しません。また、隅田川花火大会などのイベントで屋形船が繁盛するシーズンには、乗り合いで出航する船がほとんど無くなることにも注意しなければなりません。
友達同士の少人数グループや、カップル、家族などで屋形船を利用したい場合は、乗り合いの屋形船を検討しましょう。
乗り合いであれば少人数でも気軽に使えるので、デートや友達同士・家族の観光などで利用することも可能です。大人数でなくても屋形船を利用できるのは嬉しいですよね!
貸し切りとは、言葉のとおり船一隻を自分たちの団体だけで利用することです。
貸し切りの屋形船のメリットとデメリット、利用したいシチュエーションをご説明いたします。
貸し切りの場合は自分たち以外の利用者はいませんので、他のグループに配慮する必要はありません。自分たちだけでその船を存分に味わえるのが、貸し切りの最大のメリットですよね!
周囲を気にせずにゲームをしたり、カラオケを利用したりするなどの催し物ができるので、思う存分盛り上がれます。船一隻を貸し切りで使っているという特別感も良いですよね!
デメリットとしては、ある程度の人数がいないと屋形船を貸し切れないということです。貸し切りの最小人数は屋形船運航会社によって異なり、10人以上や15人以上のところが多いようです。
少人数のグループで利用することは難しいですが、10人以上の場合は貸し切りを検討してみても良いかもしれませんね。
会社の歓送迎会や、忘年会、新年会などの大きなイベントごとは、屋形船を貸し切りにするのに絶好の機会です。周囲に人はいませんから、周りの目を気 にせず仕事の話をすることもできます。いつもの宴会とは違ったものになるため、忘れられない宴会になること間違いなしでしょう。また、同窓会や結婚式の2次会などのように、大人数で特別感のある宴会をしたい場合にもオススメです。大人数で盛り上がりたい場合は、貸し切り屋形船がぴったりですね!
「乗り合い」にするか「貸し切り」にするかは、利用する人数によって判断しましょう!どちらにもメリットとデメリットがあります。予約する前に判断材料として知っておけば安心ですね。
目的やシチュエーションに合った方法で、屋形船を利用してみてください!
古くから江戸の町で親しまれてきた屋形船ですが、その歴史は順風満帆ではありませんでした。
屋形船はどのようにして生まれたのか?どんな困難を乗り越えて今にいたるのか?
屋形船の「昔と今」にスポットライトを当てて、ご紹介したいと思います。
日本最古の歌集である『万葉集』で詠まれている「舟遊び」が、屋形船の原形となります。
平安時代には貴族が船の上で宴会をしたり、景色を眺めたりするなど、現在の屋形船と同じような使い方をしていたと言われています。
私たちが屋形船でお酒を飲みながら景色を見ることを「粋」だと感じるように、昔の人々もまた、同じように「粋」であると感じていたのですね。
「屋形船」と呼ばれるようになった理由は諸説あります。その一説として、寝殿造の屋敷にすむ貴族のことを「お館様」と呼んでおり、そのお館様が乗る船ということで、転じて「屋形船」と呼ばれるようになったという説があります。
江戸時代に入ると、屋形船人気はこれまでにない盛り上がりを見せます。
河川が整備されたことと、武士や大名が自分の所有する船の豪華さを競うようになったことが影響しています。また、経済的に発展を遂げた時期でもあったため、貴族だけではなく一般庶民が娯楽として屋形船を利用する様子が、浮世絵にも描かれています。
しかしお金持ちが船の豪華さを競ったことにより、華美すぎる装飾が屋形船に施されるようになっていきました。大きさ的にもかなり大きな船が作られるようになったため、幕府から大船禁止令が出され、豪華絢爛な船は姿を消していくこととなります。
豪華な船が消えても、質素な屋形船の人気は続きました。しかし戦争が開始されると、当然のことながら「風流な遊び」である屋形船を利用する人は少なくなっていきます。
さらに追い打ちをかけるように、その後の高度経済成長による河川の水質汚染や、河川護岸工事によって水上からの景色が楽しめなくなってしまうなど、屋形船にとって厳しい時代が訪れます。
これらの要因によって、江戸の町から屋形船の姿が消えてしまうこととなるのです
屋形船が再び注目されるようになったのは、1980年代のことです。環境への配慮がなされるようになり、水質が改善されたことと、バブル景気により屋形船のエンターテインメント性が注目されたことによるものです。
この頃から、カラオケやエアコンを完備した快適な屋形船が登場します。こうして屋形船の姿が再び江戸の河川に現れるようになり、現在でも多くの人に親しまれているのです。
東京では、隅田川や荒川のような大きな河川を屋形船が走っています。東京スカイツリーやお台場レインボーブリッジ、東京タワーなどの東京の名所を水上から優雅に眺める体験は、観光客のみならず地元の人にとっても非日常的なものです。
春には桜を眺めたり、夏には花火大会を楽しんだりといった用途にも使われています。特に隅田川の花火大会の時には、提灯に明かりを灯した風情ある屋形船の姿が多くみられます。
最近ではエアコンやカラオケ、DVDデッキなども完備されており、水上で非日常的な宴会を楽しむのに最適な空間なのです。
こうして歴史を見てみると、屋形船は伝統的な日本の遊びであることがわかりますよね。
時代の波に流されて浮き沈みはありましたが、昔も今も多くの人々に親しまれる文化なのです。
いつもとは違う宴会をしよう!と思った時に、屋形船やクルージングという選択肢が出てくるのではないでしょうか。
どちらも船内で飲んだり食べたりできることに変わりはないのですが、それぞれ違ったメリットがあります。今回はどっちを選ぶべき?そもそもどう違うの?などの疑問にお答えして、屋形船とクルージングを徹底比較していきたいと思います!
まずは屋形船とクルージング、それぞれにどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。
両者の違いを把握することで、どんなシチュエーションに向いているのか判断しやすくなります。
屋形船の一番のメリットは、歴史ある伝統的な日本の「風情」を感じられることです。
屋形船の原形となる「舟遊び」は、日本最古の歌集である万葉集でも詠われており、その歴史の深さが感じられますよね。
天ぷらやお刺身などの豪華な和食を食べながら、東京の名所を観光できるのが屋形船の強みです。お台場のレインボーブリッジや、東京スカイツリーなど、東京の下町から湾岸エリアまでを遊覧することができます。意外だと思われるかもしれませんが、冷房完備で水洗トイレもありますので、快適に東京観光をしながらお食事ができるんです。
また、「屋形船と言えばお座敷で正座」というイメージがあるかもしれませんが、最近では掘りごたつ式やイス式に対応した屋形船も多く見られます。「正座はちょっと苦手」という人は、掘りごたつ式を選んでみてください。
クルージングとは、豪華なクルーザーに乗って海上を遊覧することです。ゴージャスな気分を味わえることが一番のメリットですよね。
料理はフレンチやイタリアンなどが主流で、立食の場合もあればコース料理の場合もあります。
東京でのクルージングの場合は、レインボーブリッジや臨海エリアの夜景を眺めながら遊覧するルートです。街から離れて海上に出ることで、非日常的な空間を演出してくれます。いつもとは違い、ドレスアップした服装で挑んでみたいですよね。
それぞれのメリットを確認したところで、「こんな時はどっちがオススメ?」という疑問にお答えしたいと思います!
大勢でワイワイ騒ぎたい新年会や忘年会のような宴会は、屋形船がオススメです!
高級感と非日常感はありつつも、気取らずにカジュアルな雰囲気で楽しめるのが屋形船の良いところですよね。美味しい和食と爽快な景色にお酒も進み、いつもは話しにくい上司と部下も腹を割って話せるようになるかも?そんな雰囲気が屋形船にはあります。
記念日やプロポーズの日などでカッコよくキメたい場合は、クルージングがオススメ。東京の夜景を見ながらシャンパンを飲めば、それだけで特別感を演出できそうです。
また、立食形式のパーティーをしたい場合もクルージングなら対応できます。欧米風のラグジュアリー感を求める人向きです。
屋形船とクルージングの違いを見てきましたが、どちらも非日常的な特別感を味わえますよね!
しかし、料理や遊覧ルート、雰囲気はまったく異なるので、その時々のシチュエーションにあった使い方をしたいところです。どのような目的で使うかを考えて、ご自分に合った方を選んでみてくださいね!
東京の花火大会と言えば、やはり『隅田川花火大会』ですよね。
伝統ある隅田川花火大会を、屋形船から見る。これ以上に粋な花火観賞の方法はないと言っても過言ではありません。そこで今回は、屋形船から隅田川花火大会を見るメリットや注意点を踏まえ、その魅力を存分にご紹介したいと思います!
隅田川花火大会とは、東京スカイツリーの近くを流れる隅田川の2つの会場で打ち上げられる花火大会です。江戸中期にあたる1733年から始まった『両国川開き花火大会』の流れを継いでいる伝統的な花火大会で、その打ち上げ総数は、なんと約2万発!
美しい花火を一目見ようと、花火大会当日には多くの人が押し寄せ、会場周辺は大変混雑します。
毎年テレビ中継もされるほど、多くの人が楽しみにしている夏の一大イベントです。
隅田川花火大会のテレビ中継を見たことありますか?
テレビで見たり、実際に会場に行ったことがあったりする人はわかると思いますが、隅田川の打ち上げ会場周辺には多くの屋形船が並びます。
真っ暗の空に咲く大きな花火と、その下に揺れる屋形船の提灯の明かりが印象的です。それだけ多くの人が、花火大会当日に屋形船を利用するのです。
屋形船を利用すると、どんなメリットがあるのか?ご紹介していきたいと思います。
花火大会って場所取りが大変ですよね。
隅田川花火大会の場合、当日の午前中には既に結構な人が場所取りをしていたりします……。
でもせっかくの花火大会ですから、場所取りの心配もなくのんびり観賞したいと思いませんか?そんな方にこそ、屋形船がオススメなのです!
屋形船であれば、時間通りに出航場所に行けば良いだけで、場所取りの心配もいりません。また、人混みでイライラすることもありません。
さらには冷房完備なので、快適な空間から花火を観賞できるのです!
花火大会ではシートを敷いて屋台で買った食べ物を食べるという人も多いですよね。もちろんそれも楽しいのですが、特別感を味わいたい場合は屋形船の豪華なお料理を食べながらの観賞がオススメです!
天ぷらやお刺身を食べながら、冷たいビールを飲む。
打ちあがる花火を見ながら、贅沢な時間を過ごす。
1回だけでも良いから、そんな贅沢な花火観賞をしてみたいと思いませんか?
誰もが憧れる、屋形船からの隅田川花火大会観賞。それゆえにこの日は予約が殺到します。
どうすれば予約が取れるのでしょうか。その際の注意点をピックアップしてみました。
予約の開始時期は特に設けていないところが多いです。よって、「隅田川花火大会の日に屋形船を利用したい!」と思ったらすぐに電話をしてみましょう。ちなみに1ヶ月前ともなると、もう満員となっているところがほとんどです。
ただしキャンセルが出る可能性もありますので、キャンセル待ちができるかどうかも含めて、とりあえず問い合わせてみることをオススメします。
初めて屋形船に乗るとなると、「船酔いは大丈夫かな?」とか「トイレはあるのかな?」など、いろいろとわからないことがありますよね。今回は、「屋形船初心者の方が感じる不安」を6つピックアップして、一気にご回答していきたいと思います!
事前に不安を解消して、全力で屋形船を楽しんできてください!
船と言うと、揺れるイメージがありますよね。
「そんな中で食事をしたりお酒を飲んだりして、船酔いしないかな……?」と不安に思う人も多いと思います。
実際のところ、東京の屋形船は東京湾や隅田川を移動するので、波による揺れはほとんどありません。
海で乗る船と比べれば、屋形船での船酔いの心配は、少ないと言えるでしょう。
ただし、他の船とすれ違う際には若干揺れることもあります。乗り物酔いしやすい人や少しでも不安に思う人は、事前に酔い止めを飲んでおくと安心です。
また、念のために乗船時にも酔い止めを持参して、やっぱり酔いそうだなと思ったときにも飲めるようにしておくとさらに安心ですね!
前述のように揺れが少ないことに加え、屋形船が一度出航してしまえば、景色を見たりワイワイ騒いだりと気がまぎれるために酔いにくいと言われています。むしろ船酔いを感じるのは、出発前や停泊中の間という人が多いようです。
酔いやすい人は酔い止めを飲むことに加えて、なるべく空腹で乗船するのを避ける、睡眠不足を避ける、または風に当たるようにするなどの工夫をしてみるとよいと思います。
せっかくの屋形船ですから、万全なコンディションになるよう、調整しておきましょう!
お酒を飲むので、トイレが心配……という人も多いと思います。
でも心配はいりません。屋形船には、トイレが完備してあります。
大きな船ですと、男子用と女子用1つずつ、あわせて2つの水洗トイレを完備しているところもあります。洋式の水洗トイレなら、子どもも年配の方も安心ですよね。
トイレのことは気にせず、存分に食べたり飲んだりして大丈夫です!
楽しみにしていた屋形船に乗る日の天気予報が雨……。
でも実は、屋形船は雨天でも出航します!小雨の場合は、ほぼ出航の可能性が高いと思ってもらって大丈夫です。
ただし、台風や暴風雨の場合など、出航が難しいと判断された場合は中止となる可能性もあります。雨天時の出航確認をする方法は運営会社によって異なりますので、前もって調べておきましょう。
また、天候によって波が静かなルートに変更してくれるところもあります。天候に関して何か心配事があれば、直接問い合わせてみましょう。
エアコン完備の屋形船の場合は暖房を入れられるので、極度に寒いということはありません。しかし、窓を開けたり、デッキにあがって景色を眺めたりすることもあるので、防寒対策は必要です。
また、水上の気温は陸の気温よりも低くなっています。冬場は温度調節のできるコートやカーディガン、マフラーなどを持参することをオススメします。
屋形船は、主に食事をしながら景色を楽しむために利用されます。
次々と変わる景色を見ているだけでも楽しめますが、宴会の場合はカラオケなどを利用すると盛り上がるでしょう。マイクを使うことができるので、ビンゴ大会などにも向いていますよね。
屋形船によってはDVDプレイヤーを設置してあるところもあるので、DVDを流したり、写真のスライドショーを流したりするなどの演出も可能です。
大勢で盛り上がるのにぴったりな屋形船は、お花見や花火大会などの季節行事だけではなく、歓送迎会や合コン、結婚式の二次会などさまざまなシチュエーションに引っ張りだこなのです。
飲み物や食べ物の持ち込みが可能かどうかは、各屋形船運営会社によって違います。予約時に確認しておきましょう。
しかし大半の屋形船は、食べ物・飲み物ともに持ち込み可能となっているようです。子ども連れで利用したいけど子ども用の食事メニューが無い場合などは、持ち込みがOKであれば、持参するようにしましょう。
また、お祝い事などで利用する場合はケーキなどを持ち込む人も多いようです。ただし屋形船内での調理や切り分けができなかったり、お皿やコップは用意自分で持参する必要があったりするなどの制約があることも多いです。
持ち込みを検討していて、少しでもわからないことがある場合は、事前に電話で確認しておくと安心ですね。
初めての屋形船で、不安に思っていたことは解消できましたでしょうか?
もし他にも不安なことがあれば、予約の際などに直接問い合わせてみても良いと思います。
水上での宴会という非日常体験を全力で楽しむためにも、不安は事前に解消しておくのが一番ですね!ぜひ楽しい屋形船での時間をお過ごしください!